みなさん、こんにちは♪
心地よい日々をお過ごしですか?
昨日は雨の中、タロット美術館に行ってきました。
前々から行きたいと思っていたのですが、
なかなかお休みが取れず、
思い切ってここで!行っちゃいました!
完全予約制の美術館ということで、
予約は11:30にとりました。
初めてでちょっと緊張していた私は、
浅草橋の駅を出てすぐ、まずはコーヒーをいただいて。
なんだかわくわくが止まらなくて、
ちょっと早めについてしまいました。
洗練された館内は、写真を撮れるところが一か所だけ設けられていました。
ずらっと並ぶタロットカードに囲まれるというのは、
とてもドキドキします。
そして、美しいカードを観ながら、
子どもの頃のことを思い出しました。
小学生の頃に、お誕生日プレゼントとして、
トランプ占いの本を買ってもらったんです。
色々な占いを毎日毎日繰り返し、
マスターしていきました。
最も神聖な占いというものを初めてやってみたとき、
そのスピリチュアルな世界にスーッと入っていく感覚、
見えない世界と目の前にある現実の世界の、
ちょうど隙間に入るような、
療法の世界を同時に見つめるような、
不思議な感覚がありました。
トランプ占いや星占いが好きな少女は、
やがて中学生になりました。
友達と占いを楽しむ日々、またお誕生日が来ました。
その友達は、私にタロットカードをプレゼントしてくれたのです。
ところがそのタロットの神聖さ、重厚さ、
そして魔法のような、もっともっと高い次元から見つめられる感じ、
あの感覚が怖くなってしまったのです。
まずはカード一枚一枚と挨拶をし、キーワードからインスピレーションを得ます。
何度か挨拶して仲良くなったカードは、タワーでした。
お友達を占うね、みたいなことで、やってみたとき。
そのインスピレーションに怖くなってしまったんです。
ビビりなわたしは、それをタンスの奥にしまい込んでしまいました。
パッケージを見るだけでドキドキと怖くなったので、
買ってきたときにお店の人が入れてくれた本屋さんの紙袋に入れ、
そのままずっと奥の方へ。
タロットはさみしがっていたと思います。
無邪気に占う私を、かわいがってくれていたと思うのです。
それでも私は、その崇高な世界が怖くて、
背中を向けたのでした。
とても後悔しているんです。
そんな、心の中の棘のようなものを思い出しながら、
いろんなカードにお会いしました。
これは、撮影Okのところにあった、Strengthのカードです。
強さを表しています。
百獣の王であるライオンを、自然にかわいがるその様子は、
何も恐れない素直な心を表していますね。
私もこんな気持ちで向き合えればよかったな、と思いました。
こちらも撮影OKの場所にあったカードです。
太陽のカードですね。
このカードで、あの時の棘が抜けたような、救われたような気もします。
それでも、悪いことしちゃったな、という気持ちは、
もう少し引きずりそうです。
そんな気持ちを思い出したりしながら、世界の様々なタロットを拝見しました。
そして、ルノルマンカードも触ってみました。
ルノルマンカードの本を読みながら、カードを学び、
試しに占ってみたり。
歴史としては、コーヒー占いのほうが先だったのか、
と知って驚きました。
私、コーヒーカード占いやってるじゃん!
トルコのコーヒー占いの発展型(というと大雑把すぎますが)
のコーヒーカード占いですが、
タロットカードがこれだけある中で、なぜこれかと言いますと、
単純に、おいしそうだったから。
大好きな珈琲の背面は焼き立てのビスケット。
こんな最高な組み合わせ、私のためにある!
なんて思ってしまったのです。
購入したのは、2020年末だったのに、
形にし始めたのが2023年の秋。
あの子供の頃の棘が、少し躊躇させていたような気もします。
昨日のタロット美術館で、それをすべて浄化させてもらったような気もします。
まだ引きずるかも、とは言いましたが、
棘が抜けた後の、修復までの時間が少し要するようだということです。
あの頃は、かれこれ約40年前ですから、
カードのデザインも少なくて、暗くて・・・
あのタワーのカードのデザインは、今でもはっきり覚えています。
あの頃のあのカード。実家に置きっぱなしでしたが、
母が処分しちゃっているかもしれません。
そういう一つ一つの痛みを、ちゃんと乗り越えられるように、
一つのいい機会だったと思いました。
タロット美術館では、おいしいハーブティーをいただいたり、
サンプルのカードを試してみることもできたり、
カードの意味を解説してくれる用紙をくれたり、
至れり尽くせり、でした。
またいつか、機会を作っていってみたいと思います。
90分の完全入れ替え制なので、13時には退室。
購入するための時間は残っていなかったので、
本屋さんのハシゴをしました。
浅草橋から東京駅へ移動し、
丸の内オアゾで丸善。
さらに移動して恵比寿の有隣堂へ。
山手線で池袋に移動し、
西武百貨店の書籍館に行った後、
ジュンク堂へ。
結局、私が欲しいと思えるタロットにもルノルマンにもオラクルにも出会えなかったので、
また機会を改めようと思います。
ちょっと喉かわいたし、疲れちゃったので、
ジュンク堂の4階にあるカフェで休憩しました。
ウィンナコーヒーをいただきました。
ウィンナ とは、ウィーン風 という意味で、
オーストリアのウィーン発祥?なのかしら?
わからないけど。
シナモンかけてよろしいですか?と店員さんに聞かれたので、
はい。たっぷり。とお願いしました。
すると、クリームがたっぷり入っていました(笑)
シナモンは通常でした(笑)
そんなウィンナコーヒーも最高においしくいただいて、
店内で読める雑誌 TRANSIT の古いやつをめくってみました。
2011年版の古いものでしたが、空港の特集記事があり、
世界の空港の面白いところをたくさん紹介されていました。
あーーまた旅に出たいぜ。そんな気持ちになって。
この頃には、もうすっかり棘の痛みも修復の苦しみも抜けていて、
ただただ、一日の楽しいひと時に感謝しかありませんでした。
デパ地下でお惣菜を買って、雨の中、のんびり帰宅しました。
生れてきてくれてありがとう♪
今日も素敵な一日を♪
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